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アスベスト被害をなくすために
2020.6.9
当弁護団ではアスベスト被害者の救済だけではなく,被害発生防止のための法改正や行政の監督機能強化を求める運動にも取り組んでいます。現在,厚労省では,建物の改修や解体の際に労働者をアスベスト被害から守るための「石綿障害予防規則(石綿則)とアスベストの事前調査を実施する資格制度を定める「建築物石綿含有建材調査者講習登録規程」の改正が検討されています。
肺がんや中皮腫という重大な疾患を引き起こす危険性の高いアスベストですから,当弁護団としても法改正に注目し,今後も労働者が同じような被害に苦しむことがないように万全の対策を求めていきたいと思います。